はすかいの氷の花を見てをりぬ 真夏の夜の夢を求め、男達が回遊するネオン街。 その花は、 生花でなく、水中花でもない、美しい氷の花。 指触るる事のできぬ高嶺の花。

小田実、阿久悠、ミケランジェロ・アントニオーニが亡くなった。 私の青春時代に、影響を与えた方だ。 小田実は、兄の本棚にあった、「何でも見てやろう」を読んだ。 五木寛之の「青年は荒野をめざす」とともに、 私の中で、海外の仕事への夢を与えてくれた…