2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

小唄始め

小唄のお稽古を始めた。 日本橋人形町(芳町)がお稽古場。 師範は、日本橋の商家の御婦人。 小唄のお師匠さんらしい凛とした方。 私の前のお稽古の方は、 30代ぐらいとおぼしき、IT関係の女性社長だった。 社長は小学生の女のお子さんを連れてのお稽古。 …

晩夏かな

海原に 朱を流したる 晩夏光 季語は夏で晩夏光(ばんかこう)

花の乱(自句自解)

日野富子は天下の争乱、 応仁の乱を引き起こした悪女とされている。 その日野富子を主役にしたのが、大河ドラマ「花の乱」であった。 青々と 椿の燃ゆる 闇夜かな 日野富子は室町幕府八代将軍足利義政の御台所(正室) ドラマでは少女時代を当時17歳の松たか…

みんみん餃子

今日は医療関連の調査員として宇都宮に出張。 宇都宮といえば餃子。 調査終了後、宇都宮駅で名物、みんみん餃子を購入。 早速、夕飯に焼き餃子にして食べた。 宇都宮みんみん餃子は昔懐かしい餃子らしい餃子の味がした。 最近、ニラの風味が希薄な餃子が多く…

オリンピックの精神

リオオリンピックの日本選手に押しなべて感じたことは、 落ち着いているな。 浮足立ってないなという印象だった。 日本のオリンピック参加史上最大の41個のメダル獲得も喜ばしい。 一方、オリンピックの父、クーベルタン男爵がその言葉に感銘して広めた、 …

鮭のおにぎり

今日の昼はおにぎりと沢庵。 具は焼鮭の皮つきのもの。 フレークのシャケの具より、 皮つきの焼鮭を大きな口でがぶりと食べる方が、 おにぎりを食べた感?がある。

ここが正念場・・・

今年の夏の大型イベントも佳境に入った。 昨年まで20年間、このイベントの責任者を私が務めていた。 今年から、新たな責任者に交代した。 このイベントは2か月間、約500人が働くイベント。 お客様も30万人を超える。 イベント担当者は、精神的にも肉…

ふなっしーの梨届く

船橋の知人から「ふなっしー」の梨が届いた。 梨の箱には「ふなっしー」のシールが貼ってある。 ふなっしーシールの梨は、船橋の梨農家のオリジナル。 今朝、早速ふなっしーの梨を食べた。 瑞々しく甘い幸水に舌鼓を打った。 「甘くておいしいシー」かな・・…

トマト丸齧り

トマトを丸齧りしたくなった。 早速、冷蔵庫からトマトを取り出した。 真っ赤に熟れたトマトに塩をかけて丸齧りした。 塩の粒に甘みがある。 瑞々しいトマトの果汁が溢れて、すこぶる美味しかった。 夏らしい豪快な美味しさがあった。 夏野菜は、豪快に丸齧…

遣らずの雨

夕立の 遣らずの雨と なりにけり (ゆうだちの やらずのあめと なりにけり) 季語は夕立(ゆうだち)で夏 あれは8月、浅草雷5656会館の邦楽の会でのこと。 父の清元の「玉屋」の演目が終わり、 ロビーに出てみると、窓の外は驟雨で白く煙っていた。 「遣ら…

暑中見舞い

この夏も何通か暑中見舞いの葉書を戴いた。 年賀状は戴くけど、 なかなか暑中見舞いを戴くことはない。 それゆえ暑中見舞いの葉書を戴くと、殊の外嬉しいものである。 暑中見舞いに手書きの添え書きなどあると、 送っていただいた方が思い浮んでくる。 先だ…

世阿弥に学ぶ

「時の間にも、男時・女時とてあるべし。 いかにすれども、能にも、よき時あれば、 かならす悪き事またあるべし。 これ、力なき因果なり。」 「信あれば徳あるべし。」 「住する所なきを、まず花と知るべし。」 世阿弥著 「風姿家伝」より 良い時、悪い時、…

狐火

狐火の 狐となりて 嫁ぎけり

五輪のプール水」が緑色?

リオ五輪の飛び込みのプールが一夜にして緑色になったという報道があった。 原因は、水質を調整する薬品が足りなかったため、 藻が繁殖して変色してしまったとのこと。 それにしても、飛び込みには危険も伴うので水の透明度が重要。 緑色のプール水での競技…

熱風

今日の東京の最高気温は、この夏一番の37・7度の暑さとなった。 この猛暑は熱帯の暑い空気と台風の影響によるフェーン現象によるもの。 フェーン現象のため、山を越えるとき湿気がなくなるので、 比較的乾いた空気となり、カラっとした暑さだった。 夏バ…

栞のテーマ

ひまわりの丘を九鬼は目指していた。 丘への道は緩やかなカーブが続く。 サザンの「栞のテーマ」がカーラジオから流れる。 彼女が髪を指で 分けただけ それがシビれるしぐさ 心にいつも アナタだけ映してるの 夏の夜に九鬼が出逢った女性は、 さながらこの「…

栞を挟む

夏の夜の 栞を挟む 白き指 季語は夏の夜で夏

ミケランジェロ展

パナソニック汐留ミュージアムで開催されている、 ミケランジェロ展「ルネサンス建築の至宝」を鑑賞。 イタリアルネサンスの巨匠ミケランジェロ。 彼の23歳年上には、レオナルド・ダ・ヴィンチが存在した。 わたしはどちらかといえばレオナルド・ダ・ヴィ…

花の乱

大河ドラマ「花の乱」は幽玄の世界。 室町幕府八代将軍足利義政の青年期を市川新之助(現市川海老蔵)が演じ、 御台所役の日野富子の少女期を松たか子が演じている。 何れも梨園の子弟子女。 烏帽子姿の公達、新之助と長い黒髪と涼やかな瞳の松たか子は、 お内…

看取るということ

私は父を看取ることができなかった。 部屋の中で父が倒れていたが、 苦悶の表情ではなく、眠っているような顔だった。 「親父は自分が死ぬって意識しないで亡くなったんじゃないかな」 兄がそんな言葉をつぶやいた。 医療関係の新規事業あたり生の声を聴くた…