世阿弥に学ぶ


「時の間にも、男時・女時とてあるべし。
 いかにすれども、能にも、よき時あれば、
 かならす悪き事またあるべし。
 これ、力なき因果なり。」


「信あれば徳あるべし。」


「住する所なきを、まず花と知るべし。」


世阿弥著 「風姿家伝」より


良い時、悪い時、上げ潮、引き潮が人生にはある。
因果、つまり人生には循環する勝負の波がある、
その波を掴む。
世阿弥は一流の戦略家でもあった。


信じていれば必ずいいことがある。
但し、他力本願ではなく、準備することを怠るな。


一つの場所に安住しないことの大切さ。
進取の精神。


ここ数日、世阿弥の本を読んでいる。
新規事業実現の「時節感当」と心得る。


☆「時節感当」とは役者が舞台に出ていくときのタイミング。