そば殻の 枕晩夏の 波の音 そば殻の枕は独特の感触がある。 頭を乗せると耳元でそば殻の音がする。 切な気な晩夏の波の音のように・・・・

箱枕 ふたつ並べて 月見かな

午前中は会社で執務、 午後は業界団体の全国総会に代議員として出席。 総会には全国４７都道府県から１００名の代議員が出席。 平成２３年度の事業報告及び決算報告が承認される。 １０月に改正される最低賃金及び、 社会保険の適用拡大についての質問があっ…

山本耕史主演の「薄桜記」は美しいドラマだ。 若き剣豪丹下典膳、その妻千春（柴本幸）は、 絵に描いたような美男美女なのだが、 わたしが二人に惹かれるのは、 互いを思う気持が実に美しいところだ。 抑制された愛情表現ゆえに、 一層深い男女の情を醸し出…

とにかく暑い・・・ 今日は東京の都心でも３５度を越える猛暑日となった。 一時、オホーツク海高気圧の影響で、 ２０度前後まで気温が下がっていた首都圏。 ところが、太平洋高気圧が強まり猛暑到来。 涼しさを経験した体には堪える。 暑い中、比較的風が弱…

オードリー・ヘップバーン主演の「シャレード」を見る。 サスペンス映画なのだが、 同じサスペンスでもヒッチコックのような恐怖を感じないのは、 オードリーの洗練された美しさからか・・・ この「シャレード」は犯人の「謎解き」の面白さもあるが、 何より…

「ホームアローン３」を見て、 久しぶりに腹の底から笑えた。 水疱瘡に罹り、 一人で留守番する８才の少年アレックス（アレックス・Ｄ・リンツ） ひょんなことから国家機密の入ったチップがアレックスの手元に・・・ そのアレックスに国際的ハイテク犯罪者４…

嫁がせて 父はひとり りんご剥く 原節子・笠智衆の「晩春」を見て

ふるさとの 蚊帳に寝るなり 母の胸 子供の頃、夏になると蚊帳の中で寝たものだ 「蚊帳を吊るしてね」 兄弟で蚊帳の四方を吊るし寝る支度をした 母と兄弟で蚊帳の中で寝た思い出がある

山百合の 匂い満ちたる 眩暈かな 猛暑の日は、取り分け匂う百合の花。 噎せ返るような百合の匂いに、 軽い眩暈（めまい）を感じてしまう。

昨日の東京都心の最高気温は３５・１度の猛暑日となった。 ところが今日は日中でも２０度の気温。 猛暑後秋の気配となった。 オホーツク海の高気圧からの冷たい北東の風のため、 北海道から関東地方の主に太平洋側で気温が低くなった。 それにしてもジェット…

岩波新書の「零の発見」吉田洋一著を読んでいる。 ０(零)という数字が発見されて、 数学のみならず、自然科学は飛躍的に発達した。 ０はインドで生まれアラビアに伝わり、 ヨーロッパに流れ入った。 この本を読んで、 そんな数学の歴史を知ることもできた。 …

濁った浮世の泥の河 君は蛍のともし火で やさしく肩を照らしてくれた

ハンカチに しばらく雨の 匂ひかな

成田山新勝寺にお参りに行く。 境内に入ると結婚式をされた白無垢姿の花嫁さんが、 付添いの方に日傘を差しかけてもらいながら、 楚々と境内を歩んでいた。 予期せぬ出来事があったので、 「災害消除」の護摩を焚くことにした。 お堂の中は僧侶のお経が輪唱…

「武田鉄矢ショータイム」を見る。 宇崎竜童と山口百恵とのエピソードを興味深かった。 １６歳のアイドル山口百恵が指名した作曲家は、 ツッパリ路線で一世を風靡した、 ダウンタウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童だった。 宇崎竜童を指名した百恵は、 自ら…

思いもよらぬ出来事が起り、 事体を収拾しているうちに、 あっという間に時が過ぎてしまった。 日頃の心構えの大切さを痛感した。 一つの転機かもしれない・・・

品川駅を歩いていると崎陽軒（きようけん）の売店が目には入った。 当日、朝御飯は食べたのだが、 すこぶるお腹がへっていたので、 思わずシウマイ弁当を買ってしまった。 横須賀線のホームでシウマイ弁当を食べた。 時計を見るとまだ１０時３０分だった。 …

ふと頬を撫でるとなにやら髭が一本。 どうやら剃り残し・・・ 誰が見ているわけでもないだろうが、 どうも一日気になる。 男の気になるとき？ 男性なら一度や二度は体験しているのでは・・・・

黒揚羽 破れし羽で 飛び立てり 絽（ろ）のような黒揚羽 破れた羽で大空に飛び立つ その勇士は儚げでいて毅然としている

夏至から数えて１１日目の今日 七月一日は半夏生（はんげしょう） この日に降る雨を半夏雨という 半夏雨 プラネタリウム 出でしより