ハロウィンの お化け飛び交う 時雨雲 今日はハロウィン。 寒々とした白い雲、灰色の雲に覆われている。 空でハロウィンのお化けのような雲が飛び交う。 天気は時雨模様。 時雨雲はハロウィンのお化けのように見えた。

今宵の月は明るい。 皓皓と照る月を眺めて一句。 月光に 濡るる尼の 襟ぼくろ

九鬼は窓越しのツインビルを眺めながら、 コルトレーンのサックスを脳髄に流し込んでいた。 コルトレーンの「至上の愛」がスイングする。 外はいつしか琥珀色に染まっていた。 九鬼のグラスにも琥珀色の液体が注がれていた。 「その女性（ひと）はあなたとか…

父の遺品の整理をしていたら偶然、父のへその緒が出てきた。 父が生きていれば９０歳になる。 ９０年前の父のへその緒。 祖母と父を繋いでいたへその緒だ。 祖母が大切に持っていたのだろう。 桐の箪笥の引き出しに仕舞ってあった。 祖母と祖父のツーショッ…

先日、和のライブハウスをお客さんと訪問した。 会社関係のお客さんの馴染みの粋なお店。 お店は昔、花街だった界隈にある。 三味線や和太鼓、日本舞踊などライブがある。 何故かシャンソンのライブも・・・ 女将さんが美味しい日本酒を用意してくれた。 手…

今日は１０・２１国際反戦デー。 １９６８年(昭和４３年)の国際反戦デーは、 新左翼系の学生のデモで新宿駅が一時占拠され、 火炎瓶が飛び、騒乱罪が適用された。 あの頃の学生デモはヘルメットを被りゲバ棒を持っていた。 ２０１５年の安保法制の学生のデモ…

かんざしを 畳に刺して 赤き月季語は月で季節は秋 雪女 白き焔と なりにけり季語は雪女で季節は冬

「わたしは冬の花なの」 「さざんかとか椿のような」 春に生まれた沙希は少し遠くを見るような目で呟いた。 「最後に咲くのは冬の花だよ」そう言って九鬼は沙希を見つめた。「最後に咲く花って・・・」問い返す沙希は、 九鬼のことばをつかみかねていた。「…

いく度か 湯の香に目覚め 露の宿 「いくたびか ゆのかにめざめ つゆのやど」 草津を旅した。 枕が変わったからだろうか、 いく度も夜中に目覚める。 窓は閉めていたが、寝室にかすかに湯の香りが・・・ 湯の町の風情を感じた夜だった。 季語は露の宿。 季節…

最近寝る前に高校の歴史教科書、 山川出版の「詳説日本史」と「詳説世界史」を読んでいる。 歴史の教科書を読んでいると何故か眠くなってくる。 歴史の教科書が睡眠の助けになっている。 日本史は「平安時代から室町時代」を読むと特に眠くなる。 世界史は「…

タクシーのラジオからニュースが流れていた。 「一億総活躍社会」 担当大臣を任命して安倍首相の肝入りの政策とのことだった。 「わたし福島県出身なんですよ。」 突然、６０代とおぼしき運転手さんが話し始めた。 「そう福島県、会津、中通り、浜通りのどち…

昨日は病院関係の講習会の講師を務める。 私の担当は「病院とは」 ４０人ほどのスタッフを前で３０分ほど講義。 「病院とは」 病床が２０床以上が病院。 １９床以下が診療所。 スタッフに衛生がいかに重要かを知っていただくために、 「白衣の天使」と呼ばれ…

「あなたは女性のことを深読みしすぎるのよ」馴染みのスナックの女性からのことばに、 目から鱗が落ちる思いがした。

大型スポーツ施設のプロジェクトの通知が届く。 「貴団体が選考されました」 この提案書については営業次長が中心にまとめた。 提案については選考委員から高い評価を得た。 プロジェクトの応募の動機については、私が述べた。 現場責任者のリサーチも的を得…

散髪をした。 気持ちが軽くなった。 さっぱりした。 秋晴れの心持になった。

昨日の日中は会社の親睦会。 屋形船でお台場のハゼ釣り。 ２０人ほどが４つグループに分かれて釣った魚の競争となった。 私のグループは見事優勝。 ５人で６５匹のハゼを釣った。 私も１０匹以上は釣った。 秋とはいえ、日中だったので陽射しも強く、顔が赤…

今日のはじまりは晴天、秋日和。 これから昼は東京湾の屋形船、夜は俳句大会のパーティ。