病院研修会


昨日は病院関係の講習会の講師を務める。
私の担当は「病院とは」
40人ほどのスタッフを前で30分ほど講義。


「病院とは」
病床が20床以上が病院。
19床以下が診療所。


スタッフに衛生がいかに重要かを知っていただくために、
「白衣の天使」と呼ばれたフローレンス・ナイチンゲールのお話しをした。
クリミヤ戦争から帰国したナイチンゲールの言葉。
「清潔な環境があれば、自然治癒力が高まる。」
不衛生な戦地の医療所を改善するために、
ナイチンゲールはまず便所掃除から始めた。
テレビドラマの「仁」のコレラの治療のときも、
清潔な環境を重要視していた。
そんなエピソードも交えてお話しした。


ドクターや看護師だけでなく、病院に係わるすべてのスタッフが、
医療チームの一員だという意識を持つこと。


そんなお話をさせて頂いた。
この「病院とは」の講義科目は、
医学博士の元病院長にお願いしていた。
ご高齢と体調不良で昨年より私が受け持つことになった。
先生には個人的にも教えを乞うた。
先生から受け継いだ講義「病院とは」を大切にしたい。