2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

枝垂れ花火

沙希の浴衣姿は艶やかだったな・・・ 隅田川の花火を見ながら九鬼はそんな思いに浸っていた。 夜空に広がる枝垂れ(しだれ)花火。 いつしか枝垂れ花火は藤の房となり、 沙希の踊る藤娘が幻のように浮かんだ。 「沙希は活き活きしているだろうか」 沙希の身…

猛暑日に思うこと

夏は暑いに決まってるし、 暑くないとこれもまた困るんだけど、 やはり暑すぎる。 暑いというより熱い。 首都圏は軒並み35度以上の猛暑日となっている。 体温より高い気温。 そして35度以上の気温は、 実は日影の1・5メートル程度の地点で計測されてい…

性分(しょうぶん)

人は明かりの灯る方へ 蛍は暗き闇の方へ

水鏡

恋猫の 揺るる眼差し 水鏡季語は恋猫で春

晩夏光(ばんかこう)

中森明菜の「イマージュの陰り」を聴いていたら晩夏光、 そんなことばが浮かんだ。 恋人と 呼ばれず少女 晩夏光 季語は晩夏で夏

5年後の今頃は・・・

連日、首都圏は猛暑が続いている。 5年後の今頃も厳しい暑さだろうか・・・ 東京を中心とした首都圏で、 東京オリンピック・パラリンピックが開催される。 この過酷な真夏の暑さの中で。 現実にこの日本特有の湿気のある厳しい暑さの中、 マラソンなど屋外…

土用の鰻

お昼は、とろろ、納豆、オクラ、大根おろしの具のねばり蕎麦。 土用ということで夜は鰻を購入して、 自宅でご飯を炊いてうな重。 重箱は合羽橋で買った漆の朱塗りの箱。 この重箱で鰻を食べると、 鰻の専門店で食べている気分になるから不思議だ。

おできが出来た!

上唇におできが出来て痛い。 何だか気になるこのおでき。 朝起きると、どうも上唇に違和感があったので、 鏡を見るとおできが出来ていて、少しばかり膿んでいた。 口内炎に効能のあるビタミン剤を飲んでみた。

ゆくりなく

ゆくりなく 歩み始めし 大揚羽ゆくりなくは突然、不意にの意味

柴犬の昼寝

柴犬の 小鼻の動く 昼寝かな マシュマロの 肉球開き 昼寝かな ☆ 季語は昼寝で夏

見えない危険

「見える危険よりも、見えない危険に人は心を乱される」ローマ帝国の為政者、カエサル(シーザー)のことば。 安保法制を考えるとき、 見えない危険に心を乱されて大事な決断をしていいのだろうか?それにしても、クレオパトラの美貌が、 カエサルの危険だっ…

猛暑のち台風

日本列島は猛暑が続いている。 外を歩いているとカラダが溶けそうだ。 群馬県の館林では39・3度の最高気温を記録。 40度一歩手前だ。 この猛暑で熱中症で亡くなられた方もいる。 まさに生命の危険を感じる暑さだ。 一方、南の海上では台風11号が日本…

メルケルの怒り

経済力の違う国が同じ価値を有する通貨を使用することは難しい。 しかし、一方で同じ通貨を使用する限り、 その通貨を使用する国同士の戦争は起こらないだろう。 ドイツのメルケル首相は、ギリシャの国民投票などの一連の行動に、 「ギリシャは信頼を損ねた…

身の丈に合った・・・

ギリシャの債務問題。 日本の赤字財政。 明治生まれの祖母が語っていた、 「身の丈に合った暮らし」 あるいは、 「分を弁える」 そんな古臭いが、生活の知恵のある言葉が、 難しい経済理論より有効な処方箋なのかもしれない。

今日の課題を克服する

「今日の課題を克服する」 このスタンスで仕事に取り組みたい。

回転扉

ガラスの向こうのあなた こんなにも近くにいるのに 回転扉は回り続ける

オスカルの指切り

オスカルの 指切りしたる 薔薇かな 薔薇は「そうび」 バラのさだめに殉じたオスカル・フランソワ。

冷麦

今日は久しぶりの晴天夏日和。 朝食は薬味たっぷりの冷麦。 ついつい汁を多めに浸けてしまった。冷麦のお汁が足りぬ炎暑かな

俳句は遊び

「俳句は人生をかかえた大きな遊び」 俳人の森澄雄先生の含蓄ある言葉。

星祭☆

今日は7月7日の七夕。 七夕は別名星祭。 七夕の 遣らずの雨と なりにけり 織姫の 裸足で渡る 天の川 笹の葉の かすかに揺るる 星祭

4キロ痩せました・・・

転職した会社の後輩に3か月ぶりに合った。 パンツが妙にぶかぶかになっている。 頬もこけている。 唯でさえ痩せている彼が、いっそう痩せて見えた。 「痩せたんじゃないか」 と声を掛けると、 「ええ、4キロ痩せました」 「でも大丈夫です」 と少し強張っ…

半夏雨(はんげあめ)

ジーンズの 女医の脈取る 半夏雨