5年後の今頃は・・・


連日、首都圏は猛暑が続いている。
5年後の今頃も厳しい暑さだろうか・・・
東京を中心とした首都圏で、
東京オリンピックパラリンピックが開催される。
この過酷な真夏の暑さの中で。
現実にこの日本特有の湿気のある厳しい暑さの中、
ラソンなど屋外の競技は大丈夫なのだろうか?
応援する観客も大変な暑さの中での観戦となる。


五輪の開催は夏季より秋季の開催が望ましい。
50年前の東京オリンピックは、
爽やかな秋の青空の下10月10日に開催された。
私にとって体育の日は今も10月10日のままだ。


気象庁熱中症情報で厳重警戒の日は、
「外での運動は控えてください」
と注意を呼び掛けている。
5年後、やはり猛暑の厳重警戒の日は、
「今日は熱中症の厳重警戒となっております。
 外での運動は控えてください、ただしオリンピック競技は別です」
そんな呼びかけになるのだろうか・・・


東京は明日から一週間、連日35度前後の猛暑日の予報。
オリンピックの開催は、
ベストコンディションで競技できる秋が望ましい。
オリンピックに向けて暑さ対策は万全だろうが、
やはり日本特有の蒸し暑さは、
選手の体力をかなり消耗させるのではないか。
「自然体のオリンピック」
「おもてなし」
そんな言葉を耳にしたり、目にするけど、
過酷な気象条件の盛夏の開催には疑問が残る。


この連日の猛暑に汗を拭いながら、
5年後の今頃開催される、
東京オリンピックパラリンピックの要らぬ心配をしてしまう。