2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

励ます女たち

「純情きらり」の女性たちは、よく男達を励ます。 杏子(井川遥)と鈴村(高橋和也)の婚儀の宴の席、 ヤスジ(相島一之)に召集令状が来る。 「冬吾、生き延びて絵を描け。」ヤスジは冬吾に絵を描くことを託す。 男同士、泣いて抱きあう二人。 冬吾は、一心…

小谷真生子

週に2〜3度、WBS「ワールドビジネスサテライト」を視ている。 経済を中心に、トレンドの物を紹介し、ビジネスに役立つ 情報も豊富だ。 そして、何よりも、小谷真生子目当てで、視ているのも、 否めない事実だ。 知的にして、チョッとお茶目な笑顔が、か…

原田知世

1975年頃、NHKの少年ドラマで「タイムトラベラー」 という番組があった。 中学生の少女が、理科の実験室の事故でタイムスリップの 能力を身につけてしまう。 毎日、学校から帰ると私は夢中で視ていた。 ラベンダーの花が好きになったのも、このドラマ…

少女漫画の魅力

山岸涼子、竹宮恵子、萩尾望都、この三人の少女漫画を、 20歳の頃、友人の女子大生に薦められ集中的に読んだ。 読後に覚えた驚きを、今も覚えている。 それまでの、少女マンガのイメージは、大きなつぶらな瞳に、 キラキラ星が輝いている、そんな少女趣味…

泣く効用

山田洋次監督の「男はつらいよ」では、実に、登場人物が、 よく泣く。 さくら(倍賞千恵子)も泣くが寅さん(渥美清)も泣く。マドンナも泣く。 おいちゃんもおばちゃんも、たこ社長も・・・ 人の情に触れ、彼らは泣く。 そして、観ている私たちも泣くのだ。…

[ドライフラワーの恋] 作詞をしてみました

『ドライフラワーの恋』 真っ赤なバラのドライフラワー あの時のままね 恋の時間は止まり あなたはいない ドライフラワーの恋 心に閉じ込め ドライフラワーの夢 消えた今も粗筋のない わたしヒロインのまま 真っ赤なドライフラワー 鮮やかすぎる日々 体の血…

可哀想な冥王星

冥王星が格下げになった。 チェコのプラハで総会を開いている国際天文学連合(IAU)は24日、 惑星の新しい定義案について採決、 太陽系の惑星から冥王星は除外された。 冥王星は矮小惑星と呼ばれるようになった。 「可哀想な冥王星。」 冥王星が好きな…

雨音薫と川嶋あい

「タイヨウのうた」の雨音薫と川嶋あいが重なる。 どちらも、路上ライブに青春をぶつけている女性だ。 川嶋あいは、「見えない翼」「Dear/旅立ちの日に」が、 ヒットし、更にエッセイも若者を中心に共感を呼んでいる。 福岡生まれらしく、好きな食べ物…

長澤まさみ

朝倉南役を長澤まさみが、爽やかに演じていた。 等身大の彼女の感性が、そのまま映像から発信されていた。 「南を甲子園に連れて行く。」 達也は、勝利して念願が叶う。 南が手を組んで祈る場面が、長澤まさみの清潔感とよく マッチしていた。 風吹ジュンが…

いわさきちひろ

子供たちの愛らしい、水彩画を描いた、いわさきちひろ。 絵本画で有名だ。 幼き命を描いた作家だ。 いわさきちひろが絵を描くときの、 三種の神器は、ラジオと鏡とトランプ。 ちひろは書を通して身につけた筆使いで、 水墨画のにじみを、効果的に使っている…

 水蜜桃は甘露なり、

魔法の媚薬に酔う女と男

二重生活の落とし穴・・・天罰が下る瞬間

夫の石黒賢が、誠実ゆえにやじろべえのように、 愛人である松下由樹と正妻の米倉涼子の間で、 行ったり来たりしている。 優柔不断だが、憎めない性格の男だ。 過激な表現だが、蟷螂と夜叉に魅入られた男状態だ。 最後に、ベットで苦悶する彼は、二重生活の天…

それぞれの決断

杏子(井川遥)は母性が強い。 空襲の病院で、 戦争で父と母を亡くした女の子を抱きしめる。 大和撫子のような杏子。 古き良き日本婦人の面影がある。 笛子(寺島しのぶ)の姉妹三人で岡崎に帰る提案に、 杏子は「東京に残る、私を必要としている人がいるか…

宮内庁御用達

宮内庁御用達という言葉を、明治生まれ、東京生活の 長かった祖母はよく口にした。 「あそこの品物は宮内庁御用達だから間違いない。」と。 祖父が、近衛師団に配属されていたことも、 祖母が、宮内庁御用達を贔屓していた要因だっのかも知れない。 現代の消…

斎藤佑樹投手

ハンカチ王子が話題になっている。 夏の全国高校野球に優勝した早稲田実業の、 斎藤佑樹投手だ。 甲子園の紺碧の空と彼の青いタオル。 昔は、ユニホームで汗を拭うのが、高校球児だったが、 斎藤投手は、顔立ちも品がある。 ハンカチで、汗を拭くところも品…

母の遺言

秀次(成宮宏貴)の宿老の一豊(上川隆也)は、九州攻めに行けず、 大阪に残る。 一豊と弟の康豊(玉木宏)は、才気走る康豊に、 一豊が、少々生意気に思い、兄弟げんかを度々する。 心配した千代(仲間由紀恵)は、法秀尼(佐久間良子)に相談に訪れる。 法…

香西かおり 「すき」

香西かおりの「すき」が好きだ。 香西かおりが、自ら作詞をしている。 作曲は、玉置浩二が担当している。 『見慣れた街角にも 季節はめぐるのに 心は今もあの時まま 身動きできないのよ』 季節はめぐる、しかし愛する男性への思いは身動きできず、 今も胸の…

99サイズ

長澤まさみがゲスト。 司会進行の、ナインティナインの岡村隆史が、 長澤まさみにトークで、絡もうとするが、 なかなか端緒が掴めず、苦労していたようだ。 「どんな、デートがしたいか。」との質問に、長澤まさみは、 「夏の夜、手を繋いで散歩できれば。」…

イタリアのちょい不良貴公子パトリィツオ・プアンネ

今日の「題名のない音楽会」は、ご婦人必見のオペラ歌手出演。 イタリアのちょいワル貴公子パトリィツオ・プアンネだ。 彼の歌う「ゴッドファーザー」が素晴しかった。 英語、日本語にない、イタリア語の艶やかな響きがあり、 力強いヴーカルに男の色気があ…

旅サラダ

本日の「旅サラダ」の、国生さゆりが、かわいい。 大人の女性の可愛さがある。 少々体育会系で、そこが爽やかな印象がある。 おニャン子クラブの頃以来、不倫、結婚、離婚と 色々な人生を経験した彼女だが、女として一皮剥けた感がある。 旅サラダの、奄美の…

冬吾と桜子

今週の「純情きらり」では、 桜子(宮崎あおい)と杉冬吾(西島秀俊)の 強い心の絆を感じた。 東京大空襲で、行方知れずになった冬吾。 冬吾は、瓦礫の下敷きになっていたところを、 桜子が見つける。 「冬吾さん私のために生きて」 桜子の、魂の叫びだ。 …

冬吾来たりて桜子目覚める

東京から冬吾(西島秀俊)が桜子(宮崎あおい)のもとに訪ねてくる。 桜子の心は乾ききっていた。 婚約者の達彦(福士誠治)が戦死し、義理の母のかね(戸田恵子)と ふたりの愛する人が亡くなる。 砂漠のような桜子の心。 冬吾は、いつものように、あっけら…

百日紅と月下美人

夏の花といえば、みなさんは何を思い出すだろう。 向日葵、水芭蕉、ラベンダー、合歓木、胡瓜、 朝顔、都忘れ、ユリ、アザミ、そして、百日紅と月下美人。 私は、炎天下で赤い花を咲かせる百日紅(さるすべり)と 月夜に白い花を咲かせる月下美人(げっかび…

来ぬ春を待ちわびて

「達彦と連弾していた曲弾いてくれる。」 かね(戸田恵子)の願いを聞き、 達彦(福士誠治)と婚約した記念写真を前に、 山長の半纏を身につけ桜子(宮崎あおい)はピアノを弾く。 達彦は、幻となり、桜子の前に現れ、 優しく、そっとピアノに触れる。 そし…

「言志四録」(げんししろく)

学は立志より要なるは莫し。 立志もまた之を強うるに非らず。 ただ本心の好む所に従うのみ。 「言志四録」佐藤一斎 学問には高い志が肝要だ。 しかし、それは、他人から強要されることではなく、 自らの、意志によるところ、好むところに従うべきだと説く。 …

東京大停電

東京都23区、神奈川県横浜市、千葉県浦安市、市川市などで、停電があった。 事故による、送電線の不具合によるもの。 高度情報化社会とは、繊細すぎるほど、繊細らしい。 テロなどなくとも、針の一刺しで大混乱になる。 人間でいえば、末梢神経が傷ついて…

元気娘、大沢あかね

関口宏東京フレンドパークⅡを視た。 細川茂樹と大沢あかねがゲストだった。 細川茂樹は、「仮面ライダー響鬼」を良く視ていたとき、 ひさしぶりに、兄貴らしいライダーで好感をもっていた。 一昔前の、ヒーローの匂いのする俳優だ。 「少年」と弟子を呼び、 …

さとうきびなにやらゆかし南吹く

「さとうきび畑の唄」を視て、沖縄の情景を俳句にした。 南吹く、南風は夏の季語。 南寄りの風で、「みなみ」とだけで風の呼び名である。 「はえ」と呼ぶこともある。 サトウキビ畑にやさしく南風が吹く。 たぶん60年前の沖縄にも同じ風が吹いていたのだろ…

掌の蛍に映る妹かな (てのひらのほたるにうつるいもとかな)

「火垂るの墓」、毎年終戦記念日になるとアニメが放送されるが、 このドラマは、昨年戦後60年を記念して制作されたものだ。 『兄ちゃん、おおきに』 妹、節子の今生の言葉に涙する。 そんな場面を、俳句に活写しました。 兄の掌(てのひら)の蛍が、妹のあ…

全国830箇所の道の駅知ってますか・・・・

「道の駅」をみなさんは、ご存知だろうか・・・ 『鉄道に駅があるように、道路にも駅があってもいいのでは』 という発想から生まれたとも云われている。 「道の駅」は、国土交通省により登録された休憩施設と、 地域振興施設が、一体となった道路施設だ。 一…