小谷真生子

週に2〜3度、WBS「ワールドビジネスサテライト」を視ている。
経済を中心に、トレンドの物を紹介し、ビジネスに役立つ
情報も豊富だ。
そして、何よりも、小谷真生子目当てで、視ているのも、
否めない事実だ。
知的にして、チョッとお茶目な笑顔が、かわいい真生子女史、
一児の母でもある。
16歳年上の宝石商の夫がいたが、5年前に離婚している。
もともと、日本航空キャビン・アテンダントで、世界37都市、
2560時間のフライトの経験を持つ。
1990年に、キャスターとしてNHK総合「モーニングワイド」
のメインキャスターを務める。
テレビ朝日の「ニュースステーション」のキャスターの経験もあり、
1998年から、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」の
メインキャスターを務めている。
なお、初代キャスターは小池百合子環境大臣だった。
小谷真生子のモットーは、
「案ずるより生むが易し」だ。
思い切りがいい、女丈夫なのだろう。
父親も、NHKの司会を務めていた。
そんな関係で、スチュワーデス(フライト・アテンダント)から、
キャスターに転向した、一つの要因なのかもしれない。
私が、彼女に好感を持つのは、仕事に対する真面目な取り組みだ。
知的な美人だが、その美貌を売りにしている訳でもない。
キャリアウーマンのように見えるが、
それほどギスギスした印象はない。
番組の中で、ちょっとイタズラっぽい目をして、冗談をいうのも楽しい。
そして、毎日の仕事を大切にこなしている印象がある。
ジャーナリスト、小谷真生子の、
戦地のユーゴスラビアや、阪神大震災への体当たりの取材は、
タレントアナウンサーとは、一線を画する真摯な姿勢だ。
多忙な仕事の中、愛娘と一緒に居たいと思うこともあるが、
娘には、仕事をしている自分の、後姿を見てほしいと語っていた。
彼女のプロとしての仕事ぶりを、垣間見る言葉だ。
小谷真生子から、仕事に対する誇りを感じる。
自分の仕事への誇りは、男性も女性も変わらない。
もしも、彼女とリスクの大きな仕事をしたら、
修羅場で戦友になれるかもしれない。
そんな、思いがふと過ぎった。
今後も、小谷真生子の変わらぬ活躍を、期待している。