2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

通貨今昔

為替レートを切実に感じるのは、海外に行ったときだ。 昨年の韓国、今年の香港と、海外に出かけたとき、 如実に円安を感じた。 10年程前に韓国に行ったときは、W100が、 10円ぐらいだった。 現在は、w100が13円ぐらい。 韓国ウォンの対円レー…

入道誕生

今週の「風林火山」は、勘助と晴信が出家姿が印象的。 武田晴信(市川亀治郎)が剃髪し、武田信玄となる。 家臣である山本勘助(内野聖陽)も、髪を丸める。 亀治郎信玄、聖陽勘助とも入道姿がよく似合っている。 リツ(前田亜季)は、勘助に思慕を抱き、養…

蟹の季節

先日、横浜のホテルで上海ガニを食した。 まあ、美味しいかな、ぐらい。 以前、横浜中華街の路地裏の店で食べた、上海ガニのほうが美味しかった。 そして、何よりも美味しいのが、実は渡蟹。 上海ガニ同様、肉は少ないが、味は甘みがある。 口に福をもたらす…

様式美

ルキノ・ヴィスコンティの「ルートヴィヒ」「家族の肖像」など、 ヴィスコンティ作品には、絢爛とした様式美がある。 ヴィスコンティ映画は、映像芸術であり、類希(たぐいまれ)な美術品でもある。 フランスの象徴派詩人、マラルメの詩のような難解、 晦渋…

東京モーターショー2007

今日から「第40回東京モーターショー2007」が幕張メッセで始まる。 「東京モーターショー」は、三大モーターショーの一つ。 ドイツ、フランクフルト・モーターショー、 アメリカ合衆国の北米国際オートショーと、この東京モーターショー。 10月27…

ヨコハマの夜

先日、業界の大会があり、泊りで横浜に出かける。 横浜ベイシュラトンホテル&タワーズに泊まる。 とても、気持ちの良いホテルでした。 スタッフの女性が、親切でした。 パーティーの料理は中華料理で、なかなか美味しかった。 コンパニオンは、スタイル、マ…

山猫

『紋章は山猫なりき落日燃ゆ』 ルキノ・ビスコンティの「山猫」を観ていたら、 宝塚の舞台が甦った。 「山猫」は映像が、実に耽美的。 豪華にして絢爛な滅びの美学が、貫かれている。 甘く怠惰な時を刻む。 山猫の紋章のシチリアの名門貴族、サリーナ公爵家…

軍師と軍神

今週の「風林火山」は、軍師と軍神の心の旅であった。 人間、進むばかりでなく、ふと歩みを止め、自らを省みることがある。 心の迷宮を彷徨う、軍師と軍神。 山本勘助(内野聖陽)は、由布姫(柴本幸)の死の傷心から旅立ち。 時を同じくして、長尾景虎(ガ…

スーパーライブ 絢香

スーパーライブ 絢香 初の全国ツアーの後半から見る。 ちょうど「三日月」を熱唱していているところから。 絢香の歌唱は、全身で表現する。 ソウルフルなヴォーカルが魅力。 そして、純粋なる魂を彼女から感じる。 『人の心に伝え届けること』 それが、彼女…

なつかし少女猫娘

「ゲゲゲの鬼太郎」ネコ娘の妖怪バスツアーを見る。 「ゲゲゲの鬼太郎」はたまに気が向くと見ることがある。 今回は、ネコ娘が修学旅行のバスガイドになる。 以前は、ねずみ男がバイプレヤーとして活躍したが、 この第五作シリーズでは、ネコ娘の活躍が目立…

しぐれ道

この果ては武蔵野なるかしぐれ道 九十九折り時雨くだるや箱根山 ※九十九(つづら)

カムイ外伝

「カムイ伝」一巻と「カムイ外伝」一巻を読んでいる。 白土三平の抜忍、カムイが主人公の忍者漫画。 「カムイ伝」は、漫画雑誌「ガロ」に連載され、テレビでも放映された。 アニメ「カムイ」の主題歌「しのびのテーマ」は、水原弘が歌っていた。 どこか、カ…

片栗(かたくり)の里

『片栗の里』 愛しき花 そは片栗 清しきかな 紫の花弁 湧き水流るる武蔵野の 神の里に 咲き初めし さながら 面は妖精なり 花の命の儚さに あだな散るな 急ぐなよ

大丈夫ですか・・・・・

先日、後輩にランチを奢り、会計をしようとしたとき、 後輩が、少し大きめの声で、 「大丈夫ですか」 と、私に声をかけた。 どうも、この「大丈夫ですか」が、 その場にそぐわない、しっくりしない響きの言葉に思えた。 「大丈夫ですか」と言われると、 お金…

風の果て

藤沢周平原作の「風の果て」を見る。 竹山洋脚本。 桑山又左衛門を佐藤浩市、その若き日を福士誠治が演じている。 誠実な青年、上村隼太が、貫禄ある桑山又左衛門に変貌する。 それにしても、江戸時代の武士は婿に入ると、 名字のみならず、名前も変わってし…

実朝の詩魂

小林秀雄の「実朝」吉本隆明の「源実朝」から印象に残る文章を引用する。 『悲しい心には、悲しい調べを伝えているのだろうか』 小林秀雄著 「実朝」 『もし実朝が中世における第一級の詩人であったとすれば、 本質的な意味での詩人実朝という意味は、しりぞ…

名門に生まれるということ

名門に生まれるということ・・・・市川海老蔵SPを視る。 名門とは何だろうか? 家柄、門閥、家元などやはり生まれながらの、由緒正しき家系のことなのか。 十一代目市川海老蔵は、歌舞伎界の名門、市川家で生を受けた。 市川海老蔵は、歌舞伎役者としては…

受話器越しの・・・・

先日、会社に電話を入れたとき、 少々、電話の向こうからの私語と、笑い声が大きかったので、 注意をした。 電話を受けている職員も、そっと手を添えて音が入らないようにすれば、 周りの声をかなり遮断できるのだが・・・・ 手を添えることで、喋ってる職員…

ハタチの恋人

明石家さんまと長澤まさみのラブコメディー。 それにしても、さんまは、旬のアイドルや女優が好きだ。 長澤まさみ演じるユリの母親役は、小泉今日子。 今日は声の出演が多かった。 なんとなく似ている二人。 母娘にピッタリ。 男友達が、塚本高史。 長澤まさ…

姫の死

今回の「風林火山」は、由布姫に死が訪れてしまう。 勘助の心の女神、由布姫。 由布姫(柴本幸)は、血を吐き、病に冒される。 由布姫の心は揺れるが、山本勘助(内野聖陽)に嫁を娶ることを約束させる。 山本家の行く末を案じての、由布姫の決断だった。 一…

涼風真世の魅力

涼風真世を初めて知ったのは、彼女が宝塚を退団してからだった。 大河ドラマ「秀吉」のおたき役、 確か石川五右衛門(赤井英和)の恋人役で出演していた。 一途に五右衛門を愛する女性を好演していた。 色白のきれいな肌と、 彼女の少し薄めの、整ったくちび…

ベルばらと歴史教科書

たまに、高校の歴史の教科書を捲るときがある。 「詳説 世界史」と「詳説 日本史」二冊とも山川出版。 「詳説 世界史」の著者には、江上波夫氏や林健太郎氏がおられる。 「詳説 日本史」は、石井進氏、笠原一男氏が著作者に名を連ねている。 何れも高名な学…

医龍2

医龍14巻がある。 少し癖のある筆致のマンガ。 デフォルメが強烈。 前篇で、パチスタ手術を成功させた浅田龍太郎(坂口憲二) 今回も、冷静にして見事なメスさばき。 原作の浅田龍太郎に、坂口憲二は似ているなと思う。 手術がリアルに表現されているドラ…

厚生年金料率値上げ

10月から厚生年金の負担が増える。 これは、個人負担もさることながら、会社負担も増えることとなる。 2004年から毎年0.354%(労使折半)引き上げられている。 2017年には、年収の18・3%(労使折半)となり、 13年間で4・72%に引…

牡蠣の季節

先日、日ごろお世話になっている小料理屋で、カキフライを食べた。 これが、実にジューシーで美味しかった。 フライの牡蠣に、プリプリ感があり、噛み締めると、 牡蠣独特の旨みが口の中に広がる。 他のお客さんも美味しい、美味しいと舌鼓を打っていた。 女…

三国同盟

今週の「風林火山」は、勘助の嫁取りから物語が始まる。 山本勘助(内野聖陽)は、主君である武田晴信(市川亀冶郎)らに、 嫁を娶るよう進められるが、のらりくらりかわし、 なかなか首を立てに振らない。 ただ、少々リツ(前田亜季)の、恋のアタックにタ…

自分探しの旅

知り合いの女性が以前、インド一人旅に出かけたことがある。 もう10年ぐらい前になるだろうか。 当時、20代の女性であった彼女が何故、インドに一人旅に行ったのか、 私には疑問だった・・・・・ その答えは、今も聞かず仕舞いだ。 ハワイ、グアム、或い…

苔寺散策

東京駅銀の鈴前に集合、その後新幹線で一路京都へ。 新幹線は、幹事さんの計らいで、往復ともグリーン車。 車中でビールを飲みながら、美味しい幕の内弁当を食べた。 ビールは各自一本まで。 西芳寺は、アルコールくさいお客は、入館を拒否することがあるか…

京都世界遺産の旅

今日は、これから京都への旅に出発。 久しぶりの京都の旅。 世界遺産の西芳寺(苔寺庭園)を始め、華厳寺(鈴虫寺)を見学。 東山で京懐石を頂くのが楽しみだ。 二日目は、保津川下りをし、嵐山を散策する一泊二日の旅。 西本願寺に分骨している身内がいるの…

月冴ゆる

「風林火山」の名所旧跡を紹介する「風林火山紀行」で流れる、三味線。 どこか魅かれてしまう懐かしい三味の音色。 この曲は、千住明作曲の「月冴ゆる」 三味線は、上妻宏光(あがつま ひろみつ)が弾いている。 素朴ながら、どこか艶やかな音色。 伝統的だ…