名門に生まれるということ


名門に生まれるということ・・・・市川海老蔵SPを視る。
名門とは何だろうか?
家柄、門閥、家元などやはり生まれながらの、由緒正しき家系のことなのか。


十一代目市川海老蔵は、歌舞伎界の名門、市川家で生を受けた。
市川海老蔵は、歌舞伎役者としては、自由なる翼を持つ役者。
だからこそ、伝統と格式の世界の歌舞伎界で、異彩を放つ。
まさに、宿命と苦悩の30年だったのだろう。
祖父の十一代目團十郎を尊敬する、少年時代の海老蔵


フランス、オペラ座公演での、父親の十二代目團十郎との意見の対立。
天才型の海老蔵と、どちらかと言えば努力型の團十郎
オリジナルを目指す海老蔵と、伝統を重んじる團十郎
好対照の親子。


歌舞伎界の名門成田屋の御曹司で、大胆とナイーブさの両面を持つ、
市川海老蔵は、女性にとって、魅力的な男性。
海老蔵は、出が梨園だけに、男の色気ある。
ただ、海老蔵はきわめて直観型の人物のようなので、
なかなか女性は、彼のペースについて行くのは、大変なのではないか。
彼は、思ったよりかなり先を歩んでいる、
そんな役者のような気がする。


最後に、目標は、父親の團十郎と答えた海老蔵に、
私は、好感を持った。
團十郎海老蔵、親子鷹の活躍に期待したい。