2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

初日記

初日記 スワンの羽根の 栞かな

鏡開き

保安関係の業界団体の新年会に来賓として出席。 会場は保安関係の新年会ということもあり、 屈強な男性が目立っていた。 会場はフランス料理店。 昨年までは、共済会館での新年会だったが、 今年は趣向を変えての新年会となった。 当日、いきなりスピーチの…

たまゆら

たまゆらの 男と女の 牡丹雪

メールが150通

先日、大手商社の部長と会食をした際、 「一日にメールが150通来るんですよ」 とのお話を伺った。 私の受信メールの10倍以上のメールだ。 「50通は見ない、50通は見るだけ、あとの50通は返信する」 そんな処理をされているとのこと。 この商社で…

手刀(てがたな)の美しさ

第48代横綱大鵬幸喜親方が亡くなられた。 「巨人・大鵬・卵焼き」の世代には淋しい。 明治生まれの祖母が大鵬関の贔屓で、 「大鵬は肌が綺麗でいい男だね。」 と話していた。 そしてわたしが印象深いのは、 「大鵬には品がある、 懸賞金を頂くとき手刀をち…

氷面鏡(ひもかがみ)

今日は二十四節気の大寒。 一年で最も寒い時期。 北国の湖や池は一面氷結して、 氷面鏡となる。 氷面鏡 ふたつの影の 寄り添いし 氷の鏡に寄り添う影ふたつ 親子の影か 兄弟の影か はたまた男女の影か 氷面鏡(ひもかがみ)は氷の表面を鏡にたとえた冬の季語

齧る女

齧る 齧る 女は齧る 「ゴリゴリ・ガリガリ・コリコリ」 無心で齧る 齧る齧る氷を齧る 齧る齧る骨を齧る 齧る齧る嘘つき男を齧る 齧る齧る運命を・・・

冬の虹

ほほえみの 扉をひらく 冬の虹

よみびとしらずの恋

結ばれぬ よみびとしらずの恋なれば

酒場にて・・・

居酒屋チェーンで酒を楽しむこともあるが、 酒を楽しむなら酒場の店がいい。 何故だろう「酒場」という言葉に惹かれる。 新宿ゴールデン街を思い出す。 吉田類の「酒場放浪記」に紹介されるような店。 まあ、居酒屋兆治のような店。 暖簾を潜ると温かい匂い…

昭和の雪化粧

降る雪や 明治は遠く なりにけり 雨は雪に変わり、 外は雪化粧をしている。 ふと中村草田男の俳句「降る雪や明治は遠くなりにけり」が頭を過ぎった。 中村草田男は、降る雪に明治を偲んだが、 わたしは雪化粧を眺めているうちに昭和へと旅をしていた。 雪の…

中村屋の連獅子(れんじし)

連獅子の 親子三代 中村屋 十七代目中村勘三郎と五代目中村勘九郎親子の連獅子。 十八代目中村勘三郎と中村勘九郎・中村七之助兄弟との親子連獅子。 中村屋親子三代の連獅子を拝見して俳句にした。

小春日和のち・・・

今日は久しぶりに日中は暖かく小春日和となった。 アメリカならインディアンサマーといったところ。 ここ数日厳しい寒さが続いていたが、 ほっとした気分になる日和だった。 だが、明後日の成人の日は南岸低気圧が発達しながら日本付近を通る。 大雪や激しい…

試練の年

お屠蘇気分から仕事モードになり、 日々の仕事が濃密になっている。 今年は会社にとっても、 私にとっても試練の年になるだろう。 ハートは熱く頭はクールに仕事に取り組みたい。 今日は成田山新勝寺に初詣。 会社の商売繁盛を祈願しお札を頂いた。 参道沿い…

透けるような白い肌・・・

クラブで飲んでいたとき、チーママのドレッシーな姿に、 オフコースの「通り過ぎた夜」の歌詞が浮かんでいた。 「透けるような白い肌か・・・」 黒いドレスからのぞく彼女の肩は透けるように白かった。 抜けるような白い肌パーティドレス 広いフロアーのあい…

ホッピーで乾杯

1月7日から仕事始めとなり、 年始の挨拶回りや幹部会議などで、 気ぜわしい日々が続いている。 先日、幹部会議の後、 幹部有志で新年会。 「常務1500円会費でやりますので・・・」 と中華料理のバーミヤンでの飲み会になった。 「今日はホッピーで乾杯…

アートと音楽

今日は東京都現代美術館で「アートと音楽」ー新たな共感感覚をもとめてー を観覧。 総合アドバイザーを坂本龍一が務めている。 どちらとも言えず、どちらとも言える音楽とアート。 カテゴリーで括るのではなく、 共感感覚で事象を受容する・・・・ エクリチ…

慣れるにまかせ・・・

相変わらず暖房の調子が悪い。 今にも壊れそうな音がして、 エアコンのスイッチを切ってしまうことがある。 そしてエアコンが悪いは悪いなりに、 寒い部屋でも体が慣れつつある。 まず、一日に三度風呂に浸かっている。 何でも42度のお風呂に10分ほど浸…

偏西風は大蛇なり・・・

今日は小寒で寒の入り。 小寒どころか北海道の陸別では最低気温がマイナス30・2度を記録した。 東京の都心でも0・2度。 郊外の八王子ではマイナス5度以下となった。 ところが日本の遙か南海上では台風1号が発生している。 偏西風の蛇行が大きく、 寒…

近松の椿

近松の 椿となりて 落ちにけり 近松門左衛門の世界を俳句にしてみました 落ちる椿は、還らぬ椿。 されど肉体は死んでも恋路は続くかのように、 地に落ちても生き生きとして咲いている・・・

残心

「何にても置き付けかえる手離れは 恋しき人にわかるるとしれ」 茶道の残心を説いた利休の道歌。 「残心」のある芸道に出会いたい。 「残心」「仕舞」を大切にしたい。

神の試練

「神は乗り越られる試練しか与えない」 今日、大沢たかお主演の「JINー仁」を見て印象に残った言葉。

巳年の女(ひと)

清姫は 蛇年なりし 除夜の鐘 除夜の鐘を聴きながら 安珍清姫の「京鹿の子娘道成寺」の舞踊が思い浮かんだ 清姫は巳年の女性だったのか・・・

雪椿

雪椿 一枝手折り 髪に差す

正月三日は美術館

正月三日の今日はの川村記念美術館へ・・・ レストランでブレックファースト。 スクランブルエッグや温かなパン、 野菜たっぷりのコンソメスープとコーヒー。 コーヒーを飲みながら、 窓の外の景色をしばらくぼんやり眺めていたら、 池に白鳥が三羽、優雅に…

新年会

今日は恒例の一族の新年会。 日本橋で開催。 和やかな雰囲気で歓談が弾んだ。 今年は、母が体調不良で欠席。 姪も中学3年になり、 今年高校に入学となる。 最近は女らしくなって化粧品にも興味を示しているとのこと。 父は100まで生きると言って怪気炎を…

日本が集まる・・

「ゆく年くる年」の浅草寺の初詣のにぎわいを見ていたら、 山口誓子の俳句「日本がここに集まる初詣」を思い出した。 初詣に集まる日本人の姿は、まさに日本そのものが集まる姿でもある。

初日

明けましておめでとうございます 本年も宜しくお願い申し上げます 2005年に開始したこのブログも8年目を迎えました。 三日坊主になることがほとんどの私には珍しく続いております。 これも読者の方々のお陰と感謝いたしております。 全身に初日を浴びま…