歌舞伎

勘三郎の挑戦

『中村勘三郎特別企画 伝えるべき大切なもの』を見る。 ただし、途中からになってしまった。 第十八代中村勘三郎という役者、わたしは好きだ。 なんだかホンワカした温かみを感じる歌舞伎役者だ。 先代は、どちらかと言うと、貴公子然とした風貌だったが、 …

名門に生まれるということ

名門に生まれるということ・・・・市川海老蔵SPを視る。 名門とは何だろうか? 家柄、門閥、家元などやはり生まれながらの、由緒正しき家系のことなのか。 十一代目市川海老蔵は、歌舞伎界の名門、市川家で生を受けた。 市川海老蔵は、歌舞伎役者としては…

檀れいの魅力

NHKの初春お茶の間招待席を観る。 国立劇場から歌舞伎の生中継。 残念ながら、私は昼からお酒を飲んで寝てしまい、 後半の部分しか観られなかった。 演目は「梅初春五十三驛」尾上菊五郎、中村時蔵、 板東三津五郎、尾上松緑、尾上菊之助が出演していた。…

娘道成寺

中村勘九郎(現・勘三郎)の「勘九郎ぶらり旅」を読んでいる。 勘九郎はすでに、十八代中村勘三郎を襲名しているが、 この本は、勘九郎時代に書かれたものだ。 勘九郎が、歌舞伎に由来のある、町をぶらり旅をして、 語りおろした構成になっている。 本書をぺ…

團菊祭五月大歌舞伎

團菊祭五月大歌舞伎を観覧した。 演目は、 傾城反骨香(けいじょうはんごんこう) 将監 閑居の場 近松門左衛門作 保名(やすな) 藤娘(ふじむすめ) 二世藤間勘祖振り付 黒手組曲輪達引くろてぐみくるわのたてひき) 浄瑠璃「忍岡変曲者」 久方ぶりに歌舞伎…