三国同盟


今週の「風林火山」は、勘助の嫁取りから物語が始まる。
山本勘助内野聖陽)は、主君である武田晴信(市川亀冶郎)らに、
嫁を娶るよう進められるが、のらりくらりかわし、
なかなか首を立てに振らない。
ただ、少々リツ(前田亜季)の、恋のアタックにタジタジだが・・・・
軍師山本勘助も、なかなか女人は御すことはできないようだ。


勘助の胸には、由布姫(柴本幸)がある。
由布姫は、勘助にとって、女神であり、
崇高なる対象、プラトニックラブ、そしてあこがれだ。


勘助の嫁取りの話を晴信から聞かされた由布姫は、
素直に受け止めることができない。


長尾景虎(ガクト)が官位を賜った礼を述べるために、
京に上る。
共通の利害を持つ甲斐、駿河、相模の三国。
これを好機とみた武田晴信今川義元谷原章介)、北条氏康(松井誠)は、
富士の望める寺で、三国同盟を結ぶ。
武田にとって三国同盟は、宿敵越後の長尾景虎との決戦のため、
後顧の憂いを断つ戦略でもあった。
誓詞に署名し、
その誓詞を焼き、その灰を酒に入れ、飲むことで互いの誓いを立てる。
      敵の敵は味方なりか・・・・