2006-08-24から1日間の記事一覧

それぞれの決断

杏子(井川遥)は母性が強い。 空襲の病院で、 戦争で父と母を亡くした女の子を抱きしめる。 大和撫子のような杏子。 古き良き日本婦人の面影がある。 笛子(寺島しのぶ)の姉妹三人で岡崎に帰る提案に、 杏子は「東京に残る、私を必要としている人がいるか…

宮内庁御用達

宮内庁御用達という言葉を、明治生まれ、東京生活の 長かった祖母はよく口にした。 「あそこの品物は宮内庁御用達だから間違いない。」と。 祖父が、近衛師団に配属されていたことも、 祖母が、宮内庁御用達を贔屓していた要因だっのかも知れない。 現代の消…