斎藤佑樹投手

ハンカチ王子が話題になっている。
夏の全国高校野球に優勝した早稲田実業の、
斎藤佑樹投手だ。
甲子園の紺碧の空と彼の青いタオル。
昔は、ユニホームで汗を拭うのが、高校球児だったが、
斎藤投手は、顔立ちも品がある。
ハンカチで、汗を拭くところも品がある。
先日お邪魔した、クラブのチーママは、
「あんな弟が欲しい」と目を輝かせていた。
いつもながら、女性はイケメンに目敏い。
斎藤佑樹投手といえば、
昔の話になるが、昭和44年の夏の甲子園
三沢高校松山商業が思い出される。
あの試合も、熱戦のすえ決勝戦が再試合になったのだ。
愛媛県代表の、松山商業が優勝したと記憶している。
敗戦投手の青森県代表、三沢高校太田幸司が、
悲劇のヒーローのような存在だった。
北国東北の三沢高校と南国四国の松山商業
当時の高校野球は、北国、雪国の学校は、
冬場練習ができずハンデがあった。
私は、小学校の低学年だったが、10歳年上の、
親戚のお姉さんが、三沢高校太田幸司に夢中だった。
太田投手は、端整な顔立ちだった。
アニメの「タッチ」あたりから、
高校野球のイメージも、汗と根性から変わってきたのかもしれない。
映画「タッチ」の朝倉南役の長澤まさみは、女子高生らしい清潔感があった。
戻ることの出来ない青春の夏。
高校野球も終わり、
残暑は続くが、秋はもうすぐだ。