災害消除


成田山新勝寺にお参りに行く。
境内に入ると結婚式をされた白無垢姿の花嫁さんが、
付添いの方に日傘を差しかけてもらいながら、
楚々と境内を歩んでいた。


予期せぬ出来事があったので、
「災害消除」の護摩を焚くことにした。
お堂の中は僧侶のお経が輪唱となり、
荘厳な世界となってゆく。
「ドン・ドド・ドン・ドド」
と若い僧侶が太鼓を打つ。
いつもながら新勝寺の太鼓は腹まで響き渡る。
炎に次々に護摩が焼べられる。
「邪気よ煙となりて消えてゆけ」
そんな想いで手を合わせた。


お昼は猛暑を吹き飛ばすため、
精の付くうなぎを食すことにした。
成田山新勝寺門前町はうなぎで有名。
60件ほどの鰻屋がある。
丁度、7月12日から「成田うなぎまつり」が始まっていた。
参道沿いの「菊屋」で食事。
美人の女将と若女将がもてなしてくれた。
若女将は清楚な日本美人で女優のようでした。
うな重、鯉の洗い、天婦羅と10日ぶりの酒となるビールを注文。
うな重はやや淡白な味でしつこくなく美味しかった。
スタンプラリーのパンフレットを女将さんから頂き、
お店をお暇した。