大相撲一月場所14日目


昨日は、今場所2度目の相撲観戦となった。
国技館について先ず、気のつくこと。
それは、切符のもぎりを親方衆が行なっている事。
アルバイトなどに任せず、親方自らが、もぎりをしている。


この親方衆の、もぎりの姿を見るたびに、ある光景を思い出す。
それは、大横綱千代の富士九重親方)が、引退されて、
新米親方の頃だった。
ジャージを着ながら、淡々と館内警備をする、
九重親方千代の富士)の姿が、印象的だった。
どんなに大横綱でも、新米親方は下積みからとの、相撲の世界の厳しさを、
見る思いがした。


お茶屋で、案内され国技館の場内に入ると、
『ワァー』と歓声が上がっていた。
外は、厳しい寒さだったが、場内は熱気に包まれていた。
中入りからの相撲観戦になった。
満員御礼の垂れ幕が下がる。



14日目は、朝青龍白鵬の両横綱が白星となり、千秋楽の優勝決定となった。
それにしても、朝青龍魁皇の取り組みは、魁皇への声援が圧倒的だった。
友綱部屋大関魁皇に、ぜひがんばって欲しい。
豪栄道安美錦琴欧洲など、イケメン力士が登場すると、
俄然、女性の声援が大きくなる。
私の真後ろの女性の声援が、
耳に鳴り響く。
「イケメンガンバレ〜」
黄色い声というより、少しばかり金切り声で・・・・・


高見盛には、相変わらず永谷園の懸賞がついていた。
残念ながら、高見盛は黒星。
うな垂れての退場となった。
北島三郎のときもそうだったが、
永谷園は、贔屓の芸能人やスポーツ選手を大切にする、
スポンサーだなと、思った。


今日千秋楽、朝青龍白鵬、いずれに勝利の女神は微笑むか・・・・・