君の命


昨日は、久しぶりにラスト・フレンズを見る。
宗佑(錦戸亮)が登場するとき、
エクソシストのような音楽が流れていた。
宗佑の不気味さが、倍増される効果がある。


それにしても、美知留(長澤まさみ)瑠可(上野樹里)タケル(瑛太)の、
それぞれが、自分自身と真剣に向き合う姿から、色々なことを考えさせられた。
瑠可が宗佑に、
「おまえの愛なんか本当の愛なんかじゃない」
と叫ぶシーンがあった。
何が、真実の愛で、何が偽者の愛なのか・・・・
しかし、やはり思いやりのない愛を、
特に、エゴイズムの塊のような愛を、瑠可は否定しているのかもしれない。
瑠可とタケルは、愛する人を守ろうとする気持の強い若者。


自分を見失い、くじけそうにそうになったとき、
そっと、そんな自分を見つけだして受けとめてくれる、
シェアハウスの仲間には、そんな優しさがある。


赤い糸が縺れ合い絡み合いながら、「ラスト・フレンズ
いよいよ佳境をむかえようとしている。