人生の年輪


昨日は、業界の支部忘年会。
30年勤め上げたベテラン営業部長が、
私にぼつりと、
「今年いっぱいで定年退職なんだ」
と話されていた。
カラオケを歌い、楽しそうだったが、
心なしか背中に哀愁を感じた。
カラオケの商品を私から営業部長に手渡した。
「ありがとう」
と微笑んでいた。
笑顔の目じりの皺に、彼の人生の年輪を感じた。