感情のピアニシモ

今日は、「冷静と情熱のあいだ」を見ている。
辻仁成江國香織とのコラボによる小説を映画化したもの。
竹野内豊主演・ヒロインあおい役は、香港女優のケリー・チャン
他に、篠原涼子ユースケ・サンタマリア椎名桔平
舞台は東京・ミラノ・フィレンツェ・・・・


愛する人を忘れられないとは、愚かなことか?
美しいことか・・・・
そんなテーマが主調音のように、全篇に流れている。
とにかく、画像が綺麗だ。
フィレンツェの街並みの美しいこと。
エンヤの音楽が、フィレンツェのチョコレート色の屋根とよくマッチしている。


フィレンツェの絵画の修復士阿形順正は、
嘗て心から愛しながら別れたあおいを忘れることができない。
順正とあおいは、あおいが30歳の誕生日にフィレンツェのドゥオモ(大聖堂)
で待ち合わせるという約束だったのだが・・・・


冷静と情熱のあいだ」は、心のやわらかいところ、
感情のピアニシモを優しく激しく奏でてくれる・・・・