藤の羽衣


今日は日本舞踊を観覧。
大和楽 『羽衣三番叟』が素晴らしかった。
踊り手の方が、凛とした日本美人で、
ひときは、藤色の羽衣が映えていた。
大和楽 『羽衣三番叟』
花ある舞に、しばし幽玄の世界を旅していた。


流麗な舞を見ながら、舞踊はバランス感覚が重要だなと感じた。
日舞は、バレエなどと違い、かなりの重量の衣装になるので、
優美な踊りを演じるには、かなり重労働なのかもしれない・・・・


微動だにしない、鶴足立ちがお見事だった。
大和撫子は、お淑やかなだけではない、
気丈な女性でもあるんだな、
そんな思いが脳裏を巡った。


    鶴足の天女の瞳我を射る


『羽衣三番叟』からイメージして俳句にした。