弘田三枝子


今日は、弘田三枝子の歌を聴いていた。
彼女がポップスの女王から、
大人の女性の歌に路線を変えたのが、
この「人形の家」だった。
後で分かったことだが、
冨田勲作曲のジャングル大帝「レオのうた」は、
弘田三枝子が歌っていた。


「人形の家」「私が死んだら」「ロダンの肖像」
何れも、なかにし礼作詞・川口真作曲
ロダンの肖像」は、初めて聴いたが、
ロマネスクを感じる曲。
オーギュスト・ロダンの作品「抱擁」をモチーフにした歌のようだ・・・・・



   ロダンの彫刻のように
   あなたにいだかれたままで
   死んで石になって 愛されたいの


石になり永遠に結ばれる事を願う女性の情念を、
ロダンの彫刻に託して、
なかにし礼は見事に詩に昇華した。