2009-12-01 夢か現か・・・・ エッセイ あの日、ひとり武蔵野をあてどなく歩いていた。 小金井の法政大学工学部の近くにさしかかると、 突然、全身に飛び込んできた歌があった。 山口百恵の「ささやかな欲望」 生意気ですけど ひとつだけ言わせてね あなたは素晴らしいひとでした モオツァルトのト短調のシンフォニイが鳴った、 小林秀雄状態になっていた。 あの体験が、 夢か現(うつつ)か、 いまだ分からない私が存在している。