厚生年金のマジック？

日本年金機構（旧社会保険庁）から「ねんきん定期便」が届いた。
厚生年金保険の（厚生年金保険の被保健機関の保険料納付額）
は、被保険者の納付分だけで、会社負担分が加算されないない。
ご存知の通り、厚生年金は従業員と会社が折半で支払っている。
ところが「ねんきん定期便」は、
被保険者納付のみで計算しているのが現状だ。
これで公正な年金の計算がなされているといえるのだろうか・・・

例えば「ねんきん定期便」に記載されている、
厚生年金保険の累計額が８００万だったとする。
ところが、この８００万円には、会社負担が計算されていない。
そこで被保険者の納付と会社負担と合算すると、
８００万＋８００万で合計１６００万円となる。
つまり厚生年金の納付した累計額は８００万円ではなく、
１６００万円となるはずだ。

本来は、この被保険者と会社負担の合計金額を、
厚生年金保険の累計として明記すべきではないだろうか？
被保険者の累計金額だけを記す「ねんきん定期便」
社会保険機構の計算のマジックのような気になってしまう・・・・