2010-08-14 少年の日の幻影 エッセイ 夏休みは、どこか少年の日の幻影のような時。 蜉蝣(かげろう)の命の儚さ。 胸の奥の甘い痛み。 「銀河鉄道999」を見て、 そんな思いが過った。 鉄郎にとってメーテルは、 あるときは水先案内人であり、人生の教師だった。 そしてあるときは青い鳥を求める同志であり、 幻の母であり、愛しい女性だったのではないか。 メーテルは青春の幻影か・・・・