「お供(タクシー)が来ました」
とホステスさんの声。
カウンターを離れようとしたとき、
心なしかカウンター越しの
ママさんの笑顔に曇りが・・・・
「肩が張ってるんじゃない」
と私。
「目の奥が痛くて、それが肩にきてるみたいで・・・」
「痛くて涙が出そうです」
と言ってママさんは微笑んでいた。
トパーズのドレスの細い肩が切なげに見えた。
半月ほど前だろうか、
ママさんは眼帯をしていたけど、
まだ完治してないようだ。
そういえば眼帯をした姿は「愛と死をみつめて」
の島かおり(古いな・・・)のようだった。
いずれにしても体が資本。
猛暑の続く中、ご自愛専一に。