コトバと言葉


ある著名なコピーライター(映像)の講師の講義を受ける。
色々刺激を受けることが多かった。
映像の制作には言葉の組み立てが必要・・・
講師は、10年前からコトバから言葉にシフトした仕事をしている。
真摯な印象と哲学者のような風貌があった。
日本語が豊であり難解なのは、
主語ひとつでも英語では「I」
ところが日本語では「わたし」「あたし」「ぼく」「俺」等
様々な使い分けをしているところだ。


それにしても吉本隆明の「言語にとって美とはなにか」の
自己表出と指示表出について、講義の中でふれていたのは嬉しかった。


講義が終わり、ぶらぶらと外苑を歩いたが、
外苑の道路では検問も行われていた。
東京駅も神宮外苑アジア太平洋経済協力(APEC)のため
厳戒態勢で、警官が到る所に配置されていた。