2011-04-22 ジムノベディ1番 エッセイ あれは、薬師丸ひろ子主演の『Wの悲劇』のクライマックス、 エリック・サティの『ジムノベティ1番』が流れてきた。 「ああ、なんか心が休まる曲だな」 音符が頭の中でゆっくり漂うような ゆるやかな心地よさが時空を満たすような そんなメロディだった。 当時、サティの存在を知らない私は、確か映画のパンフレットから、 この作曲者を知ったと思う。 そして早速サティのカセットを購入したのを覚えている。