柔らかな空気


朝、ヒンヤリした空気を吸ったら、
カナダのことを思い出していた。


トロントとナイアガラの滝を巡った旅。
アメリカにも立ち寄ったが、
どこかサンフランシスコは都会の緊張感があった。
カナダはどこか柔らかな空気とのんびりとした時間が流れていた。
人々もあまりせかせかしていないような感じだった。


コインのエリザベス女王の顔が、
女王陛下は英国の女王だけではなく、
カナダの女王でもあるんだなと、
あらためて認識したものだ。
アメリカは独立戦争でイギリスから独立した。
しかし、カナダは今も英国女王を君主を戴いている。
こうした君主を戴いている国は、
どこか家族的な雰囲気がある。
日本もまたしかり。