テレビ離れ


若者のテレビ離れの記事を読んだ。
確かに、ゲームや携帯の普及で若者のテレビ離れが進んでいる。
これもテレビ離れの大きな要因だろう。
しかし、根本的にはこうしたツールの問題だけではないようだ。


要はテレビ番組がつまらなくなったのだ。
制作会社への丸投げ。
お笑いとグルメ特集。
韓流ドラマ。
こうした安易な番組制作を猛省しないかぎり、
テレビの再生はないのではないか・・・


昭和の頃にあった番組作りの情熱が感じられない。
番組作りへの渇望が・・・
学生の頃、新宿のゴールデン街の店で、
テレビ局のディレクターと隣同士になり、
彼の熱く語る姿がカッコイイなと思った。
いつかテレビマンもエリートサラリーマンのようになり、
どこかギラギラしたところがなくなったのではないか。


かつて東京12チャンネルのディレクターだった、
田原総一朗も破天荒なテレビマンだった。
評論家はいらない。
職人肌のテレビマンが必要だ。