メンタルヘルス講習会


 会社主催の「メンタルヘルス講習会」に参加。
「こころの健康づくりと取り組みについて」
をテーマにした講習会。
現場の管理監督者及び管理職を対象にした講習会。
会社での「メンタルヘルス」の講習会は今回が初めて。

概要は
1.職場におけるメンタルヘルス
2.メンタルヘルスの基礎知識
3.管理監督者の役割
4.傾聴のための技法体験


などについて特定社会保険労務士の先生から講義を受けた。
特に「傾聴のための技法体験」
は実際に聞き手・話し手・観察者になり、
3分間トークを行う形式で実践的だった。
私が体験学習で心がけたのは、
話し手の感情を表現する言葉をリフレクションすること。


例えばこんなやりとりを相談者(話し手)とした。


「いま高齢の母と離れて暮らしてるのですが・・・」
「お母さんはご高齢で、離れて暮らしてるんですね」
「そうなんです、それで休みの日には畑の手伝いに行くのですが、
 女房になかなか理解してもらえないのです」
「奥さんに理解していただけないのですね」
「そうなんです、それが悩みなんです」
そんな会話をした。


こうして話し手の感情を表現する言葉を繰り返すことで、
スムーズにコミュ二ケーションが取れるようになった。
当事者として話し手と接することの重要性も認識できた。


約1時間半の短い時間内の講習会だったが、
有意義だったと思う。
講師の先生も誠実な印象を持った。
ひとつ疑問だったのは、基本は同じにしても、
男女で「メンタルヘルス」は、
多少取り組み方を変えたほうが良いのではないか・・・・
そんな感想が頭に浮かんだ。