春遠からじ


千葉県佐倉市にある川村記念美術館で絵画鑑賞と散策。
「抽象と形態」何処までも顕れないもの
限りなく記号に近づく絵画。
あるいは抽象化された絵画は、
まさに何処までも顕れないものとして存在する。
芸術・言葉・絵画の関係性。
表現があるからこそ、
ぎりぎり絵画としての芸術性を獲得する。
そんなことを漠然と考えていた。
五木田智央・角田純・アンダース・エンドストローム
フランシス真悟・野澤二郎などの作品を鑑賞した。


この川村記念美術館レンブラントの「広つば帽を被った男」
に魅かれる。
マーク・ロスコの「シーグラム壁画」による一室も素晴しい。


絵画鑑賞の後は、
里山を利用した3万坪の緑豊かな園内を散策した。
木々にはさみどり色の若芽が芽吹き、
早春の季節を感じた。