2013-02-12 動悸 エッセイ 父のお通夜の際、 読経が始まると動悸がしてきた。 数珠をなぞりながら心を落ち着かせていた。 頭のてっぺんからつま先まで、 肌がそば立つ感じになっていた。 ところが告別式の読経の時は、 まったく動悸はなく、 平穏な気持で時が過ぎていた。