対岸の火事で済むのか・・・


朝鮮半島がきな臭くなっている。
北朝鮮は臨戦態勢だ。
アメリカ・韓国も戦時体制の様相になっている。
中国も国連の北朝鮮に対する制裁決議に賛成して、
北朝鮮離れが顕著になっている。


日本はアベノミクスで株価は上昇し、
景気が上向いている。
しかし、朝鮮戦争が始まればこうした景気も吹っ飛んでしまうだろう。
かつて、1950年の朝鮮戦争の特需で、
戦後の日本は復興した。
失うものは戦争で失っていたので、
逆にそれが強みでもあった。


ところが、今、朝鮮半島で戦争が起これば、
対岸の火事では済まなくなるだろう。
特需どころではない。
中東ではイスラエルがいつイランの核施設を急襲するか、
緊迫した情勢だ。
閉塞状況のなかで重要なのはやはり対話だろう。
対話とは外交に他ならない。
そして他人事、対岸の火事として傍観ばかりしていられない。
準備が必要だ。
備えあれば憂いなし。