2013-05-28 小切手の思い出 エッセイ 小切手はサインをしなければただの紙切れだ。 東南アジアで仕事をしていたとき、 わたしのサインで会社の小切手を振り出していた。 小切手はシティバンクだったような気がする。 小切手は日本のような印鑑ではなくサインだった。 現地の従業員に支払う給料も小切手だった。 わたしのサインは銀行印と同じ効力を持っていたことになる。 ただの紙切れがサインひとつでお金になる。 重要なサインなので色々考えたが、 英語でなく、漢字のサインで銀行に届けたのを覚えている。