父の夢


疲れていたのかベットで横になっていると、
いつの間にか寝てしまった。
そして私は父の夢を見ていた。
父は布団で横になり、
笑顔でこどもと遊んでいた。
本当にうれしそうに・・・
わたしはそんな父の姿を見ていたら、
父が天国にいるような気持ちになっていた。
夢の中でそんな父に、
「おとうさん、おとうさん」
と呼びかけると、
父は笑顔でこちらを見てくれた。
そして夢から覚めた。
涙が流れていた。
いつしか涙が嗚咽になり、
滂沱の涙になっていた。
しばらく時が経ち平静に戻ると、
胸の中を爽やかな風が吹いていた。
魂が浄化されたような気持ちになっていた。
父の命日まであと7日。
夢枕に出てきてくれた父に感謝したい。