2014-10-06 韋駄天台風 エッセイ 韋駄天(いだてん)のような速さで台風18号が本州を駆け抜けた。 太平洋上を北上していた際は、ノロノロと進んでいたが、 静岡県浜松付近に上陸すると上空の偏西風に乗り、 ギアチェンジしてグングン速度を上げ65キロを超えた。 会社の女性スタッフが、 「台風の目を一度見たかった」 と話していた。 東海地方に上陸した台風18号は中心気圧は950ヘクトパスカルだったが、 関東地方に達した段階では970ヘクトパスカルに弱まり、 目はハッキリしなくなっていた。 午前中は猛烈な雨風だったが、 お昼を過ぎると急速に天気は回復して、 夏のような陽気になった。 まさに18号台風ファンフォンは韋駄天走りの台風だった。