韋駄天台風


韋駄天(いだてん)のような速さで台風18号が本州を駆け抜けた。
太平洋上を北上していた際は、ノロノロと進んでいたが、
静岡県浜松付近に上陸すると上空の偏西風に乗り、
アチェンジしてグングン速度を上げ65キロを超えた。
会社の女性スタッフが、
「台風の目を一度見たかった」
と話していた。
東海地方に上陸した台風18号は中心気圧は950ヘクトパスカルだったが、
関東地方に達した段階では970ヘクトパスカルに弱まり、
目はハッキリしなくなっていた。
午前中は猛烈な雨風だったが、
お昼を過ぎると急速に天気は回復して、
夏のような陽気になった。
まさに18号台風ファンフォンは韋駄天走りの台風だった。