なごり雪


汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる
季節はずれの雪が降ってる
「東京で見る雪はこれが最後ね」と
さみしそうに君はつぶやく


手紙を書きながら、
そんな「なごり雪」の歌が頭の中で巡っていた。
桜も散り、葉桜も目立ち始めた季節はずれの春の雪。
落ちては溶ける儚い春の雪。
なごり雪の出逢いと別れ。


なごり雪伊勢正三作詞・作曲