結婚式


会社の後輩から結婚式の招待状を手渡しで頂いた。
最近は、葬儀の通知が多かったので、
どこか華やいだ気持ちになった。
ところが暗雲が・・・
「結婚式まで一週間だというのに彼入院したそうですよ」
と課長からの報告。
そんな新郎の状況を心配していたが、
結婚式の前日に新郎は退院して、
無事結婚式は開宴の運びとなった。


花婿は会社の後輩で水泳を得意とするスポーツマン。
スポーツのインストラクターをしている。
千葉の旧家の出身。
親戚の席に市長が出席されていた。
花嫁はクラシックバレーをされていて、
凛としている。
保育園の先生をしている。
若いころの相本久美子似の可愛い女性。


花嫁の父上が式の間涙涙で、花婿の母上は終始笑顔だった。
花嫁の感謝の手紙で、
父上、母上への愛情の籠った感謝の言葉の後、
お兄さんとのエピソードが印象に残った。
花嫁にとって理想の男性はお兄さんだった。
妹の彼女の悲しいとき、辛い時に、優しく慰めてくれたそうだ。
お兄さんが結婚されたときは涙で枕を濡らしたとのこと。
そんな少々ブラコン気味だった新婦も、
今はお兄さんの奥様、甥姪とも仲良くなり、
本日、人生の素晴らしい伴侶と結婚式を挙げられ幸せです。
そんな手紙だった。