2016-11-05 きゃらの香り エッセイ 小唄のお稽古は、 「きゃらの香り」を習っている。 お師匠さんが、 「きゃらの香り、三下り、本調子」 と言って三味を爪弾く。 きゃらの香りと あの きみさまは いく夜とめても わしゃ とめあかぬ ねても さめても わすられぬ 「ねても さめても わすられぬ」と切ない情愛を唄う ※ きゃら(伽羅)は香木