チャングム人気

韓国で開催された、業界の世界大会に出席した。
北朝鮮の核実験の影響はなく、無事の開催となった。
ただ突然空襲警報のサイレンが鳴り、
避難訓練が始まった。
有事の訓練が、日常の生活にある。
韓国に、未だ北朝鮮との休戦状態であることの、緊迫感を見る思いがした。


大会の期間、観光で韓国の歴史民族博物館を、見学した。
稲作を主体とした農耕文化ということでは、
日本の歴史と重なるところがあった。
近くて遠い国、
日本国と大韓民国
ほんの、成田からソウルは、2時間半の飛行時間だ。
更に、ソウルから成田は、偏西風の影響で2時間で到着する。
ガイドさんが暗黒の日本統治時代と語ったのが、印象深かった。


ご他聞に漏れず、ソウルは、日本のミドルのご夫人が多かった。
ヨン様イ・ビョンホンパク・ヨンハなど、韓流ブームは、依然健在だ。
そんな中、密かに、ご夫人方だけでなく、
中高年男性に、人気があるのが、「宮廷女官チャングムの誓い」だ。
取り分け、チャングムの、イ・ヨンエ(李英愛)が人気だ。
私と同行された70代の二人の社長は、
旅行中、チャングムの話をされていた。
まさに、チャングムには、「おしん」のような健気さがあるようだ。
実は、私自身は1〜2度しか、この韓国ドラマを視たにすぎない。
それゆえ、イ・ヨンエ(李英愛)が、いかに素晴しいかを語る、
社長達の会話になかなかついて行けなかった。
聡明にして努力家のチャングムに、年配の男性は、
失われつつある、日本の大和撫子の、健気な姿をみるのだろうか・・・・
チャングムのテーマパークに、嬉々としてお二人の社長は、
出かけられた。


*「冬のソナタ」のヒロイン、チェ・ジウが現代的美人なら、
 イ・ヨンエは古典的なの美人なのかもしれない。
 彼女からは、そこはかとない気品を感じる。