中国動く

唐家璇国務委員(副首相級)が、北朝鮮を訪問した。
金正日総書記と、直接対話を実現した。
唐委員は、北朝鮮に対して、再度の核実験を行わず、
6者協議に、直ちに復帰するよに、要請したものと思われる。
金正日総書記は、60代前半の年齢であるから、
1950年の朝鮮戦争の記憶があるのではないか。
そうしたことから、幼少期の朝鮮戦争の体験が、
米国の理解に、大きく影響しているのではないか。
金正日総書記の幼児体験は、その後の米国へのイメージに、
繋がっているのかもしれない。
アメリカ動いて、中国動き、
中国動いて、北朝鮮も動くのだろうか・・・・
軍事ではなく、外交による解決を切に望む。


先日韓国のソウルに出張したが、臨戦体制とはいかないまでも、
やや緊迫した雰囲気はあった。
警戒警報のサイレン、
有事の避難訓練、日本では経験しない出来事だ。
異国の地から日本を考えると、様々なことがあぶりだされて来る。
韓国のホテルで視た「芋たこなんきん
大韓民国の、日本文化解禁の賜物だ。
レストランや買い物で、改めて感じた円安。
日本経済のバロメーター。
暗黒の統治時代を語り継いでいる人々。
そこには、歴史認識の問題がある。
楽しかった、韓国旅行ではあったが、様々ことを考えさせられた。