のだめカンタービレ


のだめカンタービレ」を視る。
のだめ(上野樹里)の、コミカルな一途さが面白い。
留学を迷う千秋(玉木宏)をのだめが、博多弁で叱咤激励する。
「ぐずぐずしとるんじゃなか、ケツのあなの小さか男ね」
方言は人の心を揺さぶることがある。


のだめは千秋に追いつきたく、一心でピアノのレッスンに励む。
玉木宏は、千秋真一の役に適役だ。
功名が辻」の山内一豊の弟、康豊より、生き生きと演じている。
純情きらり」の達彦役の福士誠治も出演している。
玉木宏福士誠治も音大のピアノ科専攻の学生らしい、
繊細にして品のある風貌だ。


この番組は、クラシック音楽の初心者には、良き水先案内人になると思う。
クラシック音楽は、少々取っ付きにくい。
このドラマを見ているとクラシックが身近に感じる。


それにしても、のだめは自由なる魂のピアニストだ。