霜柱

今日は放射冷却の影響で、霜柱が立っていた。
車のフロントガラスや家々の屋根にも、
薄っすらと霜がつき朝日に輝いていた。
キーンと張りつめた冷気が、肌に痛い。
段々陽が昇ると、柔らかな日差しとなり暖かくなる。
日陰は、真っ白、日向は黒々とした土。
冬晴れの景色だ。


昨年の日本は、一年を通じると温暖であったそうだ。
地球温暖化、異常気象、やはり季節は規則正しく巡ってきて欲しい。
アメリカでも、この冬は記録的な暖冬になっている。
スキー場に雪はなく、冬物が売れない。
ワシントンでは桜が咲き始めた。
エルニーニョ現象によるものか?


都市気候(ヒートアイランド現象)で、
東京の都心では12月に霜が降りなくなってきた。
今年は、新年の1月1日に東京に初霜、初氷を観測している。


   強霜やホオジロザメの土手っ腹


土を盛り上げて一面に霜柱が広がっている。
ホオジロザメの腹のように、霜柱が白く輝いている。
そんな風景を、俳句にした。