懐かしのフォーク


題名のない音楽会を視聴する。
懐かしのフォークソングを、フォークシンガーの南こうせつと、
J−POPの川嶋あいがデュエットしていた。
南こうせつ川嶋あいもシンガーソングライターであり、
もとは、グループを組んでいたことが共通している。
二人で歌った「妹」が心に響いた。
何故か、映画の「妹」を思い出した。
秋吉久美子が妹で、林隆三が兄を演じていた。
川嶋あいの生い立ちを南こうせつも語っていたが、
なんとなく、父娘、兄妹のような感じだった。


川嶋あいに歌手南こうせつの存在を、羽田健太郎が訊ねたとき、
「偉大な存在です」というような答えをしていた。
なんとなく演歌歌手ぽっい答えだなとの、印象を持った。
川嶋あいは、ファンの年齢層の幅が広い。
確かに、中高年にも好まれるひたむきさや、
人の痛みを感じる娘さんの印象がある。
ちなみに、彼女の好物は酒の肴。
演歌歌手の鳥羽一郎とも家族ぐるみのおつきあいをしていたことも、
演歌の心が、彼女のJ−POPに流れているのかもしれない。
路上ライブも、演歌の世界の「流し」と似ている。
五木ひろし北島三郎も、「流し」からトップ演歌歌手になった大御所だ。
川嶋あいも2002年から路上ライブを始めている。
路上ライブを重ね、人気を獲得している。
演歌歌手として、「十六恋ごころ/あなたに片想い」でデビューするも、
鳴かず飛ばずだった。
その挫折を乗り越えての再デビューを果している。
今時流行らないが、「根性」のある歌手だ。


川嶋あいの「MY Love]と南こうせつの「加茂の流れに」が、
印象に残った。