決意の死〜未來へ


万俵鉄平(木村拓哉)は猟銃自殺をする。
検視の結果、鉄平の血液型はB型だった。
死亡診断書を見て、愕然とする大介。
万俵鉄平は、万俵大介(北大路欣也)の実の息子だった。
「兄さんを、僕と父さんです、殺したのは」
銀平(山本耕史)の言葉は重い。


鉄平の遺言には、
父への思慕と自責の念が綴られていた。
全ての不幸は僕がこの世に存在したことだ。
最後まで、大介を唯一の父と思い旅立った鉄平。
鉄平の死は、万俵家の悲劇となる。


鉄平は、夢と志を持ち突き進んだ。
「僕は何故、明日の太陽を見ないのだろう」
自問しつつ、死を選んだ鉄平。
そして、死後半年、鉄平の夢は実現した。
詩情を事業にした鉄平。
万俵鉄平、明日の太陽は、見ることは出来なかったが、
高炉という太陽を残したのだ。
華麗なる一族」の新たなる未來が始動する。