空豆好き

空豆の季節。
空豆は、枝豆ほど一般で食されていない。
空豆はやはり塩茹がうまい。
空豆は、先端にちょっと包丁目を入れて茹でると、
皮が縮まず、食べやすい。
空豆の塩茹は、やや青臭い匂いもあり、
実はあまり子供の頃は好きではなかった。
大人になり、酒を嗜むようになってから、好物になった食べ物。
今年は、相撲観戦のつまみで始めて食べた。

先日は、クラブのお通しで空豆が出た。
枝豆は冷凍も進み、一年を通して出回っているが、
空豆は、初夏から夏に出回り、季節感のある食べ物だ。

そういえば夏といえば、冬瓜（とうがん）の煮物を思い出す。
以前、日頃お世話になっている、クラブのチーママが作ってくれた。
チーママの冬瓜の煮物は、薄味ながら良く味の滲みている。
さりげなく品のある味。
柔らかい果肉が、口の中でとろける。
美味しい料理は鮮烈な味覚だ。
冬瓜は、吉野汁や白味噌あんにしても美味しい。
冬という字がつくが、冬瓜（とうがん）は夏野菜。

空豆に冬瓜の煮物、そして冷奴。
夏にも美味しい食べ物が、結構あるな・・・・