2007-08-13 麦踏とストレス エッセイ 麦は、踏まれて丈夫な麦となり、 美味しい麦となる。 麦は踏まれることで、謂わばストレスを与えられる。 このストレスが丈夫な麦を作る。 そうしてみると、適度なストレスは、生き物には必要なのかもしれぬ。 人間も適度なストレスは、肉体的にも精神的にも必要なのではないか。 ストレスと切磋琢磨しながら成長する。 過度なストレスは、肉体も精神も蝕むだろう。 しかし、真っ直ぐ伸びる麦の如く、 人間も踏まれても、なお力強く伸びんとする生命力、 諦めない心が大切なのではないか。